当社の創業者である本田昌也は、アメリカに渡った際、モータリゼーションの進んだ北米社会での郊外型店舗の発展に感銘しました。その中でも特に目を引いたのがホームセンターでした。衣食足りた消費者はこれから住まいに目を向けると確信し、1975年、「居住環境をより豊かに快適に」をテーマに「ジョイフル本田」の設立を決意しました。
社名の「ジョイフル本田」には、笑顔と楽しむこと、お客様と共に喜び夢を創っていくこと、という思いが込められています。ニーズやチャネルが多様化する昨今でも、地域社会の喜びが私たちの喜びであり、お客様の「不」を解消すること、新たな価値を提供すること、それが創業以来のスタイルです。
当社は、ホームセンターの枠にとらわれずに、地域の皆さまと強い信頼関係で結ばれ、愛されるお店を築いてまいります。また、社員がその地域で働くこと、当社のお店で働くことに、喜びをもって誇れるお店づくりを目指します。
平時はもちろん、困ったときこそ、「ジョイフル本田に行ってみよう!」と一番に思い浮かぶようなお店であるための「革新」と「挑戦」を継続してまいります。
 

原点を忘れず、新しいジョイフル本田へ...お待ちしております!!

2024年6月期方針 「原点回帰と新しい企業文化の創造」

私たちが大事にしてきた価値観は、「お客さまの喜びが私たち(企業)の喜び」です。

企業の取り巻く環境が大きく変化していく昨今、私たちは今一度、お客様と正面から向き合い、価値観とは何かを改めて考え、そして顧客価値向上策を徹底して考え実行し、危機を好機に変えて環境変化に適応し、企業価値を高めてまいります。

50周年である2025年に向けて、当社が優先的に取り組むテーマは以下の3つです。

1.人への投資

顧客価値向上策を徹底して実行するためには、「現場力」の向上は欠かせません。
社内が喜びに満ち溢れ、みんながここで働くことへの誇りをもち、そして笑顔でつながっている職場環境を醸成します。

2.同質化競争からの脱却

当社でしか購入できない商品を安定的に供給して、温かく魅力的なリアル店舗の構築を目指します。商品、デジタルツール、接客を駆使してお客様一人ひとりに「感動」を提供することを目指します。

3.持続可能で豊かな社会実現に貢献

中期経営計画にも記しているように、非財務価値の新たな創出によって、社会や消費者から選ばれる企業を継続的に目指します。当社は、自社のカーボンニュートラルを目指すとともに、リアル店舗で数多くの商品とサービスを有しておりますので、地域の皆さまに様々な脱炭素への取り組みを提案してまいります。
 

環境が目まぐるしく変化する中、これまで踏襲してきた手法にとらわれず、変化に対して柔軟に対応するためには、現場力(人財の力)を高めていくことが重要です。現場力の向上が最大の差別化に繋がると信じております。