ジョイフル本田の包丁研ぎサービスの魅力に迫る

2020年9月12日更新

切れ味で料理の美味しさも変わる! ジョイフル本田の包丁研ぎサービスの魅力に迫る

切れ味のいい包丁は食材の繊維をつぶさずに切り分けられるので、味が落ちず舌触りもよくなり、料理が美味しくなるというメリットがある。そのためには定期的なメンテナンスが必要だが、砥石での研ぎは少しコツがいるので、なかなかハードルが高いのも事実。そこでおすすめなのが、ジョイフル本田の包丁研ぎサービス。今回は、切れ味が鈍った包丁をどのように復活させているのか。また、包丁研ぎに関する気になるギモンを担当者に突撃取材してきました!

  • ※包丁研ぎサービスの料金や詳細は、ジョイフル本田の各店舗までお問い合わせください。

ジョイフル本田・ひたちなか店
包丁研ぎサービス担当 秋山 さん

「貝印 包丁マイスター」の資格を持つ担当スタッフが、丹精込めて研ぎ上げています!

~包丁研ぎサービスの作業の流れ~ (一般的な三徳包丁の場合)

01

回転荒砥石(#200)で、欠けやサビを直したり、大まかに刃先の角度を作る。包丁の持ち上げ角度の目安は15度

02

回転中砥石(#400)で、刃先の角度を整える

03

ベルトグラインダーで刃の表面を磨き、汚れ傷を落とす。(ツヤ出し)

04

仕上げ砥石(#2000)で刃先を整えつつ、小刃付け(2段刃)する

05

ベルトグラインダーで小刃を磨く

06

専用の布にこすりつけて細かいカエリ(バリ)を取り除く。これで完了!

研いだあとの切れ味をチェック。軽く動かすだけで紙がスパーッと細く切れた!

サビ、小さな欠けであれば問題なく研げるとのこと。ただ、写真のように柄が折れてしまっているのはNGのようなのでご相談ください。

包丁研ぎについて秋山さんにいろいろ聞いてみました!

  • Q.普段はシャープナーで研いでも問題ないですか?

    シャープナーは手軽に時間をかけずに切れ味を復活させるのに向いていますが、刃先の角度が大きくなりやすく(鋭利にならない)、切れ味が長持ちしないんです。なので、時々は砥石で研いだり、定期的に来店いただいて研ぎに出してほしいですね。
  • Q.切れ味を保つために気をつけておくことはありますか?

    刃先もしっかり洗って汚れを落とすのが大事です。写真のように、スポンジの柔らかいほうで挟んで優しく洗ってください。この方法ならケガの心配もありません。柄が木製の場合は、洗ったあとに水気をよく切って乾燥させるようにしましょう。また、しばらく使わないときは油を塗って保管する方法もありますが、専用のオイルを使うようにしましょう。

  • Q.過去に変わったオーダーを受けたことはありますか?

    変わったというのはないのですが……以前、30~40代ぐらいの主婦の方が持ってこられた包丁がものすごく上手に研がれていたのに驚きました。果たしてこれ以上切れ味はよくなるのかな?ってぐらい。最終的に満足はいただけたようなのですが、作業時はすごくプレッシャーを感じました(笑)。
  • Q.包丁研ぎサービスの担当者としてのこだわっている部分を教えてください

    おかげさまで多くのお客様に包丁研ぎサービスをご利用いただいていますが、忙しいときでもクオリティは下げないように心がけております。再来店いただいた方に「この前、研いでもらったのよく切れるよ~!」と言っていただけるのは励みになります!また、私は以前は飲食店に勤務していたので、普段の料理においての観点で包丁選びのアドバイスができるのも強みなのではないかと。値段じゃなく、手に持ってしっくりくるのが、自分にとって一番いい包丁だと思いますよ。

おすすめ商品 この記事のまとめ

ジョイフル本田の刃物コーナーは、砥石などのお手入れ道具も充実。ご自身で刃研ぎをしてみたい方は刃研ぎの方法や砥石の選び方等ご相談してほしいとのこと。お気に入りの包丁を長く使うためにも、定期的にお手入れをして、日々の料理・食事の時間を豊かにしよう!