火を使ったご飯炊き

2021年3月1日更新

災害時の備えにも! 火で炊く極上の白米を楽しもう!

おうち時間が増えた今、毎日食べる白米にもこだわってみてはいかがだろうか。土鍋や釜を使って火でお米を炊くのは難しいイメージもあるが工程を知れば意外と簡単だ。電気を使わないお米の炊き方を習得しておけば、災害時の備えにもなる。

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釜炊き三昧

2合炊き4,980円(税込5,478円)、3合炊き5,980円(税込6,578円)

ジョイフル本田 営業企画部
尾崎さん

本体の成形、塗装、研磨と、製造から梱包にいたるまで一貫生産の完全メイドインジャパン!家庭のガスコンロで使える手軽さも魅力で、カセットコンロがあればキャンプなどアウトドアでも、かまどで炊いた美味しいご飯が食べられるって素晴らしいですよね。

“釜炊き三昧”の
ココがすごい!

①重量のあるフタが圧力を適度に加える

フタの素材は3㎜厚のステンレス。ほどよい重さがあり、しっかりと圧力をかけてくれるのでご飯がふっくらと炊きあがる。また、ツマミは焼杉素材で、昔懐かしいかまどの雰囲気を演出。

②型に流し込んで鋳造した本格羽釜

特製羽釜は熱伝導率の高いアルミニウムを鋳型に流し込んで、熟練の職人の手でひとつひとつ丁寧につくりあげているのが特徴。底厚3㎜の肉厚な釜は、全体に均一に熱を伝えてご飯を美味しく炊きあげる。

③羽釜を支えながら無駄なく熱を伝えるかまど

黒色耐熱塗装を施したアルミ製のかまどは、羽釜を包み込んで熱を効率よく伝える。また、吹きこぼれ受けがあるので、コンロ周りの汚れを防いでくれるのもポイント。

~火を使ったお米の炊き方 実践~

今回は、紹介した“釜炊き三昧”で、2合分のお米を実際に炊いてみました!

お米を洗う

ボウルに水をはり、ザルに入れたお米をくぐらせながらやさしくかき混ぜ水を入れ替える。この作業を3回程度繰り返し行う。ヌカを含んだ水がお米に吸収しないよう素早く、かつ丁寧に洗おう。

お米に吸水させる

よく水気を切ったら、釜に水を入れてお米に吸水させる。水の量はお米の量に対して1.2倍が基本。今回は釜の内面に刻まれた水位線を参考に調整した。吸水時間は2時間が理想だが、急ぎの場合は、夏は30分、冬は1時間程度でOK。

中火で加熱する

フタをして中火で熱する。

沸騰したら火を弱める

釜のフタがカタカタと動いたり吹きこぼれたりしたら、弱火で約6~8分間熱する。時間は炊くお米の量によって調整しよう。

火を止めて蒸らす

火を止めたらフタを開けずにそのまま蒸らす。時間は約15分が目安。お米に芯が残らないよう、水分をお米に吸収させるこの蒸らしの作業が最も大事になる。

ふっくらと混ぜる

蒸らし終わったらしゃもじでまんべんなく混ぜる。ご飯粒をつぶさないように、水分を飛ばすイメージでやさしく切るようにふっくらと混ぜよう。

“おひつ”で炊きたてのご飯を美味しく保存しよう

炊きあがったご飯は釜や土鍋などにそのまま入れておかず、料亭などでよく見るフタがついた木製の入れ物“おひつ”にうつしておくと、より美味しく味わえるようになるのはご存知だろうか。今はあまり見られなくなったが、電気炊飯器が普及する前の1950年代ごろまでは、釜炊きしたご飯の焦げつきや硬くなってしまうのを防いだり、美味しさを保ったまま長時間保温するためにどこの家庭でも使われていたようだ。極上の白米を食べるなら、おひつの導入もぜひ検討してほしい。

おひつ(18㎝) 10,800円(税込11,880円)

おひつの魅力① 余分な水分を吸い取って湿度を一定に保つ

土鍋だとフタから水滴が落ちてべちゃついたり、炊飯器の保温機能だと乾燥でカピカピになりがち。そんなときは木でつくられたおひつの出番。ご飯の余計な水分を吸収し、足りなくったら循環するので、ちょうどいい水分量のまま長時間美味しさを保ってくれる。

おひつの魅力② 冷めても炊き立ての美味しさをキープ

保存環境にもよるが、釜や土鍋にそのまま入れたご飯に比べ木製のおひつに入れたご飯はより長く美味しさを保つことができる。おひつなら長時間保存してもご飯はもちもちで旨味たっぷり。冷めて電子レンジで温め直しても、炊き立てのように美味しいのだ!

火でお米を炊く!
おすすめアイテム

三島深土鍋

絵つけは手作業によるもので、プロの料理人にも使われているこだわりの逸品。
6号 1,280円(税込1,408円) 
※ジョイフル本田取扱いサイズは6~10号

飯ごう

焚き火など直火にかけてお米を炊くキャンプ道具。最近は鍋料理などにも活躍でき、使用後も洗いやすい筒状(丸型)タイプもある。
丸型1,480円(税込1,628円)、兵式1,680円(税込1,848円)

ライスクッカー

キャンプでよく使われている調理器具でご飯を炊くだけでなく、炒める、煮るなど様々な料理ができる。
ライスクッカーⅠ(1.5合サイズ)
1,280円(税込1,408円)
ライスクッカーⅡ(3合サイズ)
1,780円(税込1,958円)

湯煎で調理する袋

食材の冷蔵・冷凍保存、そのまま湯せんで加熱調理ができるアイテム。なんと、30分吸水→20分湯せんでお米も炊くことができる。
Mサイズ3枚入り545円(税込599円)

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今回ご紹介した“釜炊き三昧”や“ライスクッカー”は、炊き方の説明書や水位線が表示されているため初めて炊く方にもおすすめだ。基本的な炊き方に慣れたら、水の量や火加減を調整しながら好みの美味しさを追求してみよう。