サビた鉄部の塗り直しの基本&おすすめアイテム

2020年9月12日更新

成功の秘訣は下地処理にあり! サビた鉄部の塗り直しの基本&おすすめアイテム

鉄製のエクステリアは4~5年目で塗り替えを行なうのが目安。ただ、表面にサビが出たまま放っておくと、サビがどんどん進行してボロボロになってきてしまう。そのときは年数にかかわらず早めにメンテナンス塗装を施しておきたい。そこで今回は鉄部の塗り替えのイロハと、作業に役立つ厳選アイテムをご紹介!

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~鉄部の塗り替えの基本~

Step 01 サビを落とす

表面に浮き出ているサビをしっかりこそげ落とす。使う道具は以下の3つが一般的だ。

このように鉄の素地が見えるぐらいサビを落とすのが理想

ワイヤーブラシ

ブラシ部分が硬い金属
製になっている。サビ
が落ちるまで力強くこ
すり続けよう

サンドペーパー

粗目は180番程度でO
K。細い筒状の部分は
サンドペーパーのほう
が作業しやすい。包み込むように巻きつけて動かそう

ディスクグラインダー

広い面や腐食が進んだ
サビ落としにはディス
クグラインダーを使う
と楽ちん。サビ落とし・塗装はがし用のディスクを装着して効率よく作業しよう!

Step 02 サビ止め塗料を塗る

防錆塗料を下塗り。このあとに塗る塗料の密着性を高め、塗膜が長持ちする効果もある。

サビを落とした部分のみを拾い塗りする方法もあるが、全体に塗ったほうがより長持ちする

Step 03 鉄部用塗料を塗る

サビ止め塗料が乾いたら、仕上げに鉄部用の塗料を上塗りする。塗料は油性が一般的。今はカラーも豊富なので、好きな色を選ぶといい。

塗料のタレをそのままにしておくと、のちに塗膜はがれの原因になるのでしっかりとハケでならしておこう

鉄部のメンテナンスを効率よく!おすすめアイテム

サビテクト

鉄部、アルミ、ステンレスに使用可能。アクリルシリコン樹脂が強靭な塗膜を形成し、長期の耐久性を保つ。通常色は全8色。屋根色は全5色。3ℓ 5,380円(税込5,918円)カンペハピオ

ジョイフル本田・バイヤーおすすめポイント 下塗りと上塗りが一度にできる!

通常、サビている部分を塗装する際は、サビ止めの下地を塗ってからの塗装になりますが、本品は下塗りと上塗りが一緒に行なえます!超速乾型(30分)なのも便利ですね。

サビキラーカラー 補修用塗料

水性でありながら油性並みの防錆力を発揮するサビキラーの少量タイプ。カラーラインナップは5色。50g 1,080円(税込1,188円)BAN-ZI

ジョイフル本田・バイヤーおすすめポイント 道具の準備も調色も必要なし!

フタにハケがついているので道具の準備がいらず、手も汚さずに作業できます。大手ホームタンクメーカー、大手配電盤メーカーの標準色に合わせたカラー展開もニッチ!

ワイヤーブラシ(ナイロン)

ブラシの形状がスリムで使いやすい。細かい箇所に便利な先曲がりタイプもある。

ジョイフル本田・バイヤーおすすめポイント 元の素材を傷つけにくい!

ブラシ部分はステンレスや真鍮などいろいろありますが、これはナイロン製なのがポイント。サビ以外の箇所にブラシがあたっても傷がつきにくいです。

おすすめ商品 この記事のまとめ

今年も梅雨どきに連日の雨に降られ、門扉、雨戸、アルミフェンス、自転車のチェーンなど、家の周りでちょっとサビてきた部分があるのでは?サビの進行を抑えるには早めのメンテナンスが大事。塗り変え塗装をして、大事なエクステリアアイテムを腐食から守ろう。